あらたなる挑戦
アーシングノロジー!!


新たに施工後
ノロジー自体の効果のほどは既に報告しましたが、ノロジーのみの施工だけでなく
アーシングを同時に行うことによって、その効果が更に向上します。
原理、その他の理由は解りませんが、明らかに変化は体感することが出来ます。
確かにカタログデータを採った方が、説得力はあります。
しかし、そこからフィーリングは掴めません(オーディオの音と似ていますね)
ただ、感じ方も千差万別あると思います。
こればっかりは、興味を持って施工した人のみが体験できる至高の体感であると私自身は思います。
だから、深みにはまってしまう訳でして。。。

自作ノロジーの原理に関しては、既に完成型を見ていると思っていたのですが、
少々、気になる点もありました。
今回はそれを解決した結果、更に性能の向上を体感できたのでここに報告いたします。

昔の服を脱ぎ捨てて〜♪

一番最初に行ったノロジーも、色々と試行錯誤の後であっという間に旧タイプとなってしまいました。
それでも十分ノーマルより強い火花を出しているのですが、更なる向上を求めて実験台に使用しました。
とりあえず、今まで使用していた網線は取ってしまいます。
この写真ではプラグキャップを取ってしまっています。
既に、スピットファイアープラグコードを無理やりつけているのですが、
今回の施工で、直に見る事は不可能となります。
まぁ、最後の記念ということで。

銀色の服を着て〜♪

さて、ここからは通常のノロジーを作る作業と同じです。
(これは、リアバンク側のプラグコードです)
アルミテープを巻いて、グレイ仕様とします。
ここまでは、今までと変わりません。
問題はここからです。

今回は両端に端子をつけています

今までのノロジーは片方からノイズから発生した(?)電流をボディアースへ逃がしていましたが、今回は両端から逃がすように改良しました。
通常のノロジーコードはプラグキャップ側からアースしています。
イグナイター側とプラグキャップ側のどちらからアースした方が効率がいいのかは、両方で試していないため解りませんが、言い換えれば、両方からとれば効率は一番いいのでは?と思ってしまいます。
リアバンクに関しては、フレームアースが両端から比較的近くに取れる事により、比較的簡単に改良できます。
イグナイター側は、イグナイターの接続端子までと同じ長さ分リードを流しておけば問題なくアースポイントへ接続できます。
プラグキャップ側は、現物合わせになりますが、シリンダヘッドからアースポイントまでの長さより若干短いぐらいのリードがあれば、問題ありません。

末端加工して終わり

末端加工ですが、熱収縮チューブを使用しようかと思いましたが、 施工の簡略化と処理的には十分であることから、今までと同じ処理としました。
もちろん熱収縮チューブを使用してきれいに仕上げることも可能です。
ただ、その場合は熱源を取り扱う注意が必要なのですが、ここではあえて触れません。
各コードの接続先は下の写真で説明します。

タンクの下の様子

この状態では、リアバンクへのアースポイント接続のみの変更となります。
青いコードが既存のアースコード。
赤いコードが今回追加したコードです。
では、番号の説明を
@フロントバンクからのアースコード
A追加アースコード(ブリッジ)
B純正アースコード
Cノロジーアースコードイグナイター側接続ポイント
Dバッテリー接続用のアースコード
Eノロジーアースコードプラグキャップ側接続ポイント

変更点、説明は以下の通りです。
@に関しては、この時点では変更ありません。
Aに関しては、Eのアースポイントの効率向上用です。また、ここからキャブ用のアースを取ります(今回ここからは未施工)
B本来のものです。
Cに関しては、ちょうど@の数字の書いてある所にイグナイターがあります。固定用ケースをぐるっと回ってここに接続します。
Dに関しては、この後も変更ありません。
Eに関しては、ちょうど真下にプラグキャップがある形となります。ここへノロジーアースコードを接続します。ブリッジ(C)があるためフレームアースよりも効率的に、バッテリーへと接続されています。

フロントバンクのコード


さて、ここからが今までと違って大変更点の始まりです。
でも、ここまでは変わってませんが(^^;
とりあえず、フロントのプラグコードもグレイ仕様にします。

今回の肝!

この配線は2ストであるが故の構造となります。
理由は、「ヘッドカバーのネジを緩めたくないため」です。
4ストの場合は、関係ありません。
写真では、イグナイター側のリードが少々長いですが実際の作業の際は、もう少し短めにして、その分プラグキャップ側の予備に持ってきたほうがスマートな感じとなります。

どこが違うか、わかります?

オリジナルの配線とあまり変わった気はしませんが、赤いラインが中の方を通っているのが解ると思います。
こいつが一直線にボディアース側へと抜けて行きます。
配線としては、イグナイター側ノロジーアースポイントへ接続する方法もありますが
今回はこの仕様とします。(後日変わるかもしれません)

配線を若干変更

これだけ配線が集まると、一箇所で友締めするのには少々無理があると思います。
まぁ、そのためにAのブリッジを作ったわけですが。
どうせなら、Dのバッテリーへのアースコードは周りのものよりも太目の物を使用した方がいいのでしょうが、今回はパスしました。
物自体は作っていたのですが、ここまできたら専用のターミナルがほしくなります。
そこまでくるとかなり大掛かりになりますし、対費用効果も落ちてくるので今後の課題としましょう。
ちなみにFがフロントバンク側ノロジーアースプラグキャップ側コードです(長い!)
配線の関係上こちらに接続しましたが、D側でも問題ありません(というかそっちのほうがいい)
とりあえず、ニュータイプのノロジーアースコードの施工は終わりです。

インプレッションですが
中低速での効果は、今までも施工していたこともあり、劇的な変化はありません。
ただ、更に滑らかさが増えた気はします
で、今まで高速域での変化はあまり感じられなかったのですが、今回の施工は高速域にかなりの効果が見られました。
現在、チャンバー交換によるセッティングがまだ完全には終わっていませんでした。
理由としては、高回転域での周りがもたつくのと、息切れを起こしていたからです。
もうちょっとガスを濃い目にしようと思っていたのですが、ためしに乗ってみた感じでは きわめてリニアに、息継ぎもなく高回転まで回るようになりました。
燃調の関係で、パワーがまだ出し切れてないようではありますが、セッティングはかなりだし易くなったような気がします。
結構、予想外のうれしい効果でした。
うんうん。いかったいかった!

下から覗いちゃイヤ〜ん

今回施工した訳ではないのですが、排気管アースもしたのでこの機会にでもということで。
ちなみにスチール製でないと意味はないかもしれません。
まぁ、排気管(チャンバー)にアースして意味あるのかよ?と思うのですが
以外に効いているようなので、簡単に説明を。
まず、熱問題があるため、耐熱コードを持ってきてもあまり意味がないと思うので、 網線を一旦ボディアースして、そこからコードによるアースを行う施工としました。
サスペンションのリンク部の絡みもあるため、配線には十分気をつけましょう。
ノーマルチャンバーでも十分効果はわかりますよ。
原理は推測の域を出ませんが、排気で空気が高速で行き来するため、ある程度の静電気がチャンバーにたまるのかも知れません。
(雷雲の原理と似たようなもの?)
その静電気をアースで逃がしてやるということなのかなと思います。
私の場合、耳障りな音が消えましたよ
抜けも良くなった気がしました。

バッテリーにそんなにつなげません!

アーシングしていて、バッテリーにすべての線をつないだ日には、バッテリー交換をするときには、大変なことになってしまいます。
今回は小物で作りましたが、一旦外だしして、そこへ友締めするようにしました。
これで、だいぶ楽になりました。




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